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新型コロナはエアロゾル感染する?対策と予防は?情報が錯綜中!


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中国メディアの発表した新型コロナウィルスのエアロゾル感染の可能性を示唆について、ツイッターで話題になっていました。空気感染するだの、しないだの。調べるのに時間がかかりましたが、本当の事が分かってきたので、記事にしました。以下の記事が参考になれば幸いです。

新型コロナはエアロゾル感染する?対策と予防は?情報が錯綜中!

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写真AC 新型コロナ エアロゾル感染

1.中国メディアが新型コロナウィルスはエアロゾル感染する可能性を示唆

中国メディアが新型コロナウィルスはエアロゾル感染する可能性を示唆しました。

 
新型コロナウイルによる肺炎が飛沫や接触だけでなくエアロゾル(空気中に浮遊する微粒子)形態でも感染するという主張が中国から出た。

中国メディアの澎湃によると上海市民政局の曽群副局長は8日の記者会見で衛生防疫専門家の意見として「現在の確定的な新型肺炎感染主要経路は『直接感染』『エアロゾル感染』『接触を通じた感染』と判断される」と明らかにした。

特に曽副局長は「エアロゾル感染は飛沫が空気中で混ざり合ってエアロゾルを形成し、これを吸入して感染するもの」と説明した。引用元:中央日報

 

2.エアロゾルって具体的に何?

そもそも、エアロゾルとはなんでしょう??

 

エアロゾル (英語aerosol [ˈɛərəˌsɔl]ドイツ語Aerosol [aeʁoˈzoːl]) とは、化学上は、分散相固体または液体またはその両方であり、連続相気体(通常は空気)であるゾルであると定義されている[1]引用元:Wikipedia

 

なんのこっちゃ!?ですよね。解説しますと、

空気(連続相)の中に、液体でも個体でも良いので、微粒子(分散相)が多数、漂っている状態の物資の事を、「エアロゾル」と言うようです。

 

そのエアロゾル分類は・・以下の通りです。

微粒子(分散質)には、液体と固体がある(気体は混ざってしまうのでありえない)。厳密な用語ではないが、液体のエアロゾルをやミスト、固体のエアロゾルを粉塵と言う。引用元:Wikipedia

 

3.つまりエアロゾル感染とは?飛沫感染と空気感染の定義の違い

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写真AC 浮遊するウィルス

エアロゾル感染とは、それが空気中に多数、漂っている状態の微粒子(エアロゾル)にウィルスや最近がくっついて、それを微粒子ごと吸引、接触してしまう事で怒る感染の事を指します。

 

※飛沫感染の延長にエアロゾル感染がある?

飛沫感染は、咳やくしゃみをした時に飛び出す小さな水滴からの感染です。最大2メートル程度まで飛びます。

ただし、かなり激しい咳をした時に飛び出す水滴が、霧状となって空気中を漂うとエアロゾルとなり、2メートル以上届く可能性があります。エアロゾルは、飛沫の水滴よりも、長く空気中を漂うからです。このケースで感染すると、エアロゾル感染という事になります。中国メディアは、この事を伝えたかったのだと思いますね。

 

 

※新型コロナウィルスの空気感染はデマ?

空気感染は、水滴など関係なく、単体で空気中を漂う事ができ、広い範囲で感染が起こるものです。上記の報道で、新型コロナウィルスが空気感染が起こると勘違いがツイートが多数ありました。この言葉の定義で考えるとデマです。

 

4.エアロゾル感染はインフルエンザでも起こる?

以下の記事によると・・・

インフルエンザA型ウイルスは、感染者が咳やくしゃみをするときに排出される呼吸飛沫への曝露を介して、感染を広げる。疫学上は、排出源から1~2メートル以内で地上に堆積する大きな飛沫とそれよりも長時間にわたって空中に滞留する直径5マイクロメートル未満の微小な感染性飛沫に分類され、後者をエアロゾルという。引用元:nature asia

 

新型コロナウィルスでも、インフルエンザでもエアロゾル感染は起こるという事です。

 

5.レジオネラ属菌のエアロゾル感染が、新型コロナでも起こりうるか?

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写真AC 水滴とウィルス

過去にレジオネラ属菌のエアロゾル感染が問題になった事があります。

レジオネラ症は、主にレジオネラ属菌に汚染されたエアロゾル(細かい霧やしぶき)の吸入などによって、細菌が感染して発症します。レジオネラ属菌はヒトからヒトへ感染することはありません。

1.エアロゾル感染
 レジオネラ属菌に汚染されたエアロゾルを吸入することによって感染します。代表的なエアロゾル感染源としては、冷却塔水、加湿器や循環式浴槽などが報告されています。引用元:厚生労働省

 

つまり、レジオネラ属菌は水の中で繁殖し、それが加湿器などで空中に水滴と共に浮遊し、エアロゾルの状態となって感染するという事があります。これと同じ事が、新型異なウィルスで起こりうるのでしょうか?これが起こりうるとなると、結構長い距離の範囲で感染が起こるかもしれません・・。

 

結論から言いますと、起こらないのではないか?

 

何故かと言いますと、ウィルスは水の中で勝手に繁殖、増殖したりしません。ウィルスは人間や動物などの宿主に感染し、宿主の細胞の中でしか増殖する事ができないからです!

 

そう、人為的に水の中に大量のウィルスを投入しない限りは・・

 

しかし、こんなツイートがありました↓↓↓

 ジェットタオルからウィルスを含んだ水滴がミスト状に飛び出すと感染するかもしれないという事ですね。こうゆうパターンはあるのか・・。

 

※空調からのエアロゾル感染は起こる??

また、咳やくしゃみ等の飛沫から起こったエアロゾルが空調を通して感染する可能性はどうなのでしょうね???空調の機械に向かって咳でもしないと起こらないような気もしますが・・・・・?????

 

こんな記事もありましたが??↓↓↓

特に新型コロナウイルスがエアロゾル感染するとの情報があり、これが事実だとすれば、船内の換気を通じて感染が全体に拡大している可能性があると見られています。
検査数に比べて感染者数が多く、現在進行系で感染者が増えていたとしても不思議では無いです。引用元:情報速報ドットコム

 

6.エアロゾル感染の対策

エアロゾル感染の対策は、インフルエンザであっても新型コロナウィルスでも同じという事ですね。

 

①マスク、咳エチケット、念のためゴーグル

飛沫感染予防と、同じ予防策が必要ですね。

 

②換気をしっかり!

空気中に漂う微粒子が原因ですから、換気をしっかりとして空気を綺麗にしておく事ですね。

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写真AC 換気をしっかり!
③ノロウィルスと同じ対策

新型コロナウィルスは、噴口感染しますので、ノロウィルスと同じ対策が必要です。

新型肺炎患者の便や嘔吐物が乾燥した後、空中に浮遊する微粒子に付着しているウィルスを吸い込んで感染するとエアロゾル感染です。

 

ノロウィルス対策↓↓↓

床等に飛び散った患者の吐ぶつやふん便を処理するときには、使い捨てのガウン(エプロン)、マスクと手袋を着用し汚物中のウイルスが飛び散らないように、ふん便、吐ぶつをペーパータオル等(市販される凝固剤等を使用することも可能)で静かに拭き取ります。拭き取った後は、次亜塩素酸ナトリウム※(塩素濃度約200ppm)で浸すように床を拭き取り、その後水拭きをします。おむつ等は、速やかに閉じてふん便等を包み込みます。

おむつや拭き取りに使用したペーパータオル等は、ビニール袋に密閉して廃棄します。(この際、ビニール袋に廃棄物が充分に浸る量の次亜塩素酸ナトリウム※(塩素濃度約1,000ppm)を入れることが望ましい。)

また、ノロウイルスは乾燥すると容易に空中に漂い、これが口に入って感染することがあるので、吐ぶつやふん便は乾燥しないうちに床等に残らないよう速やかに処理し、処理した後はウイルスが屋外に出て行くよう空気の流れに注意しながら十分に喚気を行うことが感染防止に重要です。

引用元:厚生労働省ノロウィルスQ&A

 

④霧、ミスト、粉塵、煙のある所に近寄らない?

霧、ミスト、粉塵、煙など、微粒子の漂っている所には近寄らない方が良いのでしょうか?空気の汚い所はエアロゾル感染が起きやすいという事なのでしょうか?粉塵や煙がウィルスと付着して飛び回るかどうかは定かではありません。しかし、霧やミストは可能性あるかもしれませんね。

 

7.SNSの反応

 情報が錯そうしている事が伺えます。

  

早く、日本政府、厚生労働省、日本メディア、正確な見解を報道して下さい!