マエティニュース

調剤薬局・ドラッグストア・漢方薬局を渡り歩いている薬剤師のブログ! 気になるニュース、健康、映画、温泉、過去、思った事、いろいろ書きます!

 認知症予防に毎日お茶が良い?お茶成分テアニンとは?


 認知症予防に毎日お茶が良い?お茶成分テアニンとは?

f:id:myself-shizen100:20191207194252j:plain

写真AC お茶畑

1.認知症予防に、お茶が良い?

将来的に国民の5人に1人は罹患すると言われている認知症・・その予防の研究がさかんに行われています。以前に、たけしの家庭の医学でシークワサージュースに含まれる成分、ノビレチンが認知症の予防に良いという内容の放送がありました。また、カマンベールチーズも認知症予防に良い事が分かっています。

 

参考記事↓

www.myself-shizen.com

 

そして、お茶も認知症予防の効果が期待できるようです。効果が期待できる成分は、テアニンです。

これまでに、緑茶をよく飲む人ほど、認知症発症のリスクが低いことが、金沢大学2)および東北大学3)の研究グループにより明らかにされています。緑茶の主要成分である「カテキン」については、アルツハイマー型認知症に関係する成分“βアミロイド”が脳内へ凝集することを抑制し、モデル動物の認知機能を改善することが報告されています4)。また、緑茶特有の  アミノ酸である「テアニン」は、グルタミン酸による過剰な脳神経細胞死を抑制するとともに、一過性の脳虚血(脳梗塞)による神経細胞死を抑えることが動物実験で確認されています5,6)。引用元:時事メディカル

 今回の情報では、詳しく実験が行われ、それなりの結果が出たようです。

12ヵ月の摂取期間を経て、最終的に5名の試験脱落者を除く24名のデータを解析しました。非摂取群およびプラセボカプセルを摂取した群ではそれぞれの得点分布の回帰直線の傾きは負の値を示し、得点は徐々に低下していきました。一方、緑茶抹カプセルを摂取した群では傾きが正の値を示し、得点が改善していきました。またプラセボ群と緑茶抹群で、7ヵ月後より知能スケール得点の平均値で有意な差が認められました。

図 改訂長谷川式簡易知能評価スケールの得点の各群平均値の経時変化*)
*:文献7)のデータを元に作図

以上の結果より、テアニン高含有の緑茶抹が加齢によって低下していく認知機能を維持する可能性を示しました。さらなる多施設での検証が必要ですが、現代の高齢社会で問題となっている認知症を予防するために、「テアニン」の継続的な摂取が役に立つことが期待できます。引用元:時事メディカル

上級抹茶を1日2g(抹茶2杯分に相当)を毎日服用すると、十分なテアニンを摂取することができ、効果が期待できるとのことです。

f:id:myself-shizen100:20191207194117j:plain

写真AC お茶

2.お茶の成分テアニンとは?

テアニンとは、高級なお茶ほどよく含まれるとされている、お茶特有のアミノ酸です。では、そのっ高級なお茶というのは、どのようなお茶でしょうか?

 

高級なお茶って? 

ここで言う高級なお茶とは、一番茶の若い芽です。そのお茶っ葉で作ったお茶が良いという事になります。さらに日光を当てずに栽培すると、テアニンをより多く含む茶になるようです(アミノ酸→カテキンへの生成が阻害される)。

日光を当てずに作った一番茶の若い芽から作った お茶って何でしょうか?

「玉露」の新茶です!

玉露は、日光を当てずに栽培されています。

玉露は高級品ですから、ふるさと納税で購入すると、お得ですね!

3.漢方における「緑茶」

 漢方では、お茶の葉は、「細茶(サイチャ)」や「茶葉(チャヨウ)」と言う生薬名で呼ばれます。日本で販売されている漢方薬の中には、「川芎茶調散」という漢方薬の中に含まれています。この漢方薬は、かぜを引いた時の頭痛等に使用でき、医療用でも認められています。

 

f:id:myself-shizen100:20191207191817j:plain

漢方124番

f:id:myself-shizen100:20191207191856j:plain

漢方124番 裏

チャヨウ1.5gと書いてますね。

 

漢方の書物には、主に頭痛、目に良く、痰の除き、消化を促すなど、いろいろと記載があります。

昔の人も、メカニズムは分からないにしても、なんとなくお茶が頭の症状に良いことを経験的に知っていたという事です。すごいですね。現代では、研究により脳に対する効果が分かりつつあります。

 

ただ、お茶、単独の性質としては、味は苦味と甘味、性質は涼。少し体を冷やします冷え性の人は、飲みすぎには注意した方が良いかもしれません。

 

4.まとめ

毎日、食後にお茶を飲む文化も、それなりに意味があったことなのかもしれませんね。